「つみたてNISA(積立NISA)と積立投信」って何が違うの?【初心者向け解説】

資産運用学

私が「投資を始めよう」と考え始めたころに、困ったことがいくつかありました。

 

それは、調べていると「専門用語」に出会うことが多く、その用語自体を調べないと説明が理解できない、ということでした。

どの世界でも(スポーツやゲームなどでも)同じことがいえると思いますが、「専門用語」がわからずにとっつきにくく感じたことはないですか。

 

実は、私がそうでした。

調べることで多くの時間を費やし、理解できずにモヤモヤした気持ちを引きずることもあった私。

ただ、1つずつ理解していくことで、つみたて投資を開始して「【実録】つみたてNISAのブログ 開始から約1年ー利益・実績」という記事を書くまでになりました。

 

今回の記事では、「つみたてNISA(積立NISA)と積立投信の違い」について知ることができます。

 

今回は、投資初心者向けに「つみたてNISA(積立NISA)と積立投信の違い」について確認していきます。

 

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結論:つみたてNISAとは「制度の名前」、積立投信とは「商品・投資方法の名前」

◆「つみたてNISA」とは制度(枠組み)の名前です。

 

どんな制度なのかは金融庁のページにも書いてあります。

「非課税累積投資契約に係る少額投資非課税制度」

 

ざっくりいうと

  1. 決められた金額内
  2. 決められた投資商品(銘柄)
  3. 決められた手法

上記の3つの条件を全てクリアして投資するならば、「分配金や売却益など(=収益)に、本来であれば掛かる税金(約20%)を免除しますよ」という制度です。

(引用:金融庁:つみたてNISAの概要)

 

◆そして、「積立投信」とは上記の2と3にあてはまる「投資商品・手法」のことです。

  • 投資信託という銘柄(ファンド)に
  • 積立投資という手法で投資をすること
積立投資+投資信託 →(短縮すると)→ 積立+投信 = 積立投信

 

◆つまり、今までの内容をまとめると

  • 一定の条件内において
  • 「積み立て投資」という方法で
  • 「投資信託」という銘柄に投資する

ならば、税金を免除してもらえるというのが「つみたてNISA」という制度なのです。

 

もちろん、こういった条件を無視して、自分のやりたいように投資をしたいという人もいるかもしれません。

 

それをすること自体は可能です。

ただ、自分のしたいように投資をすると、つみたてNISAという制度が利用できなくなるだけのことです。

 

逆を返せば、「つみたてNISAというお得な制度を利用したければ、決められたルールの中で投資をしてね」ということになります。

 

では、この先でそれぞれをもう少しだけ詳しく見ていきます。

 

つみたてNISAとは

つみたてNISAとは「非課税(優遇)制度」のことでした。

 

本来であれば支払わなければならない税金を免除してくれるわけですから、条件は明確に規定されています。

指定した条件をクリアして投資をするのであれば、税金を免除してあげよう!

 

まずは、「つみたてNISA(非課税制度)」が適用されるためには、どのような条件があるのかを知っていきましょう。

まずは、それぞれの条件を確認します。

 

決められた金額内とは

1年で40万円を上限とします

 

つまり、「年間40万円以内」が条件です。

月々に換算すると、約33,333円となります。

 

これは上限額ですので、下回っている分には問題ありません。

 

実際に私は「月々約15,000円」を積み立てています。

 

決められた投資商品(銘柄)とは

通常の投資であれば、どの投資商品を選ぶかは「その人の自由」ですが、つみたてNISAでは投資できる商品が決められています。

長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託(対象商品についてはこちら

(引用:金融庁:つみたてNISAの概要)

確かに、これにより、自由に投資商品を選ぶことはできないという側面があります。

ただ、逆を返せば「金融庁のチェック済みの銘柄から選べる」という安心感もあるのです。

 

実際、世の中には投資商品はたくさんありすぎて、自分で選ぼうとすると「どんな投資商品なのか」「自分に合った投資商品なのか」を調べるだけで一苦労です。

その結果、投資商品について調べているだけで一日が終わる、ということも普通にありうるのです。

 

どの投資商品も「金融庁チェック済み」であることは、投資開始までのスピードを上げてくれるメリットにもなります。

 

決められた手法とは

投資手法は「積立(つみたて)型」となります。

 

積立型投資とは「定期的に(定額を)投資すること」です。

「積立貯金」などでもお馴染みの、“コツコツ”型というとわかりやすいでしょうか。

 

基本的には「毎月いくら」と金額を決めてコツコツ投資をしていくことになります。

 

  • つみたてNISA
  • 積立投信

の両方に含まれている「つみたて」「積立」とは、この「コツコツ」という意味の部分なのです。

 

積立投信とは

積立投信とは「商品・投資方法の名前」です。

 

実は、積立投信は「積立」+「投信」と分けることができます。

もう少し噛み砕いて伝えるならば、「コツコツ型」で行なう「投信」のことなのです。

 

「投信」の部分を少し詳しく触れていきます。

 

投信とは

投信とは「投資信託」の略称のことです。

 

では投資信託とは何なのでしょうか。

投資信託とは、投資家(私たち)からお金を集めて(まとめて預かり)、資産運用の専門家「ファンドマネージャー」が運用する金融商品のことです。

 

なぜ、お金をまとめる必要があるのでしょうか。

それは株式などの金融商品の最低購入単位を知ると理解できます。

 

現在、株価が10,000円の銘柄があったとします。

初心者の人は「10,000円で1株だけ購入する」ということを考えますが、それはできません。

 

なぜなら、最低購入単位は100株(これを「単元株」といいます)だからです。

つまり、株価が10,000円の銘柄を購入するためには(10,000円×100株=)100万円が必要になるのです。

 

これだと、ハードルが高く感じませんか。

ですので、そういった個人ひとりひとりで戦う「個人戦」ではなく、みんなで集まって戦う「団体戦」をしよう、といったイメージが「投資信託」なのです。

 

 

(引用:楽天証券 / 投資信託とは)

上図のように、個人投資家(私たち)からの投資資金をまとめることで、少額の出資で「大きな金額が必要な投資」が可能になるのです。

信託:信用して託す(任せる)こと

次にまとめます。

 

つまり、積立投信とは

なので、積立投信とは

  • みんなでお金をコツコツ出し合って(=つみたて)
  • ファンドマネージャーを信じてそのお金を託す(=投資信託)

上記スタイルの商品(ファンド)への投資のことを指します。

 

そして、それぞれの商品(ファンド)ごとに

  • どのような投資スタイルで
  • どんな金融商品への投資をしていくのか

を定めています。

 

例えば、私の投資している「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」というファンドであれば、「日本を除く世界主要先進国の株式」に投資をしています。

 

まとめ:NISA=非課税「制度」 投信(投資信託)=投資する「銘柄」

いかがだったでしょうか。

 

まとめると

◆つみたてNISA:所定条件を満たす積立投信への投資なら税金が免除される制度のこと

◆積立投信:「投資信託(投信)」という金融商品(ファンド)にコツコツ投資をしていくこと

ということです。

 

「つみたて」という言葉がかぶっていたため、ややこしく感じていたのがわかります。

 

つみたてNISAの制度を活用すると、投資初心者や少額出資者でも株式投資などの資産運用をすることができます。

しかも、月々の積立金額は少額であったとしても、続けることで複利効果でのリターンが狙えるのです。

 

もし、あなたが「これから投資を始めてみようかな」と考えている人であれば、まずやってほしいことがあります。

 

それは「証券口座の開設」です。

 

証券口座を開設したからといって、いきなり投資しなければいけないということはありません。

 

ただ、証券口座がなければ投資は始めようと思っても始められません。

 

私も利用しているネット証券会社なら

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投資初心者、投資初心者未満の人の何かのお役に立てていれば幸いです。