【購入者は語る】「持ち家と賃貸のどちらがいいのか」論争に対しての結論

住宅学

あなたは「持ち家」派ですか、それとも「賃貸」派ですか。

 

男性の中には「一国一城の主になることに憧れる」という人もいるのではないでしょうか。

また、私と同世代の人であれば、なんとなく以下のようなイメージを持っているいる人もいるかもしれません。

  • 持ち家はゆくゆく資産になる
  • 持ち家を持って初めて一人前

 

実際に、私もそう考えて(ツマさんからの猛烈プッシュもありましたが)、30代半ばから不動産購入を考え始め、結果的に購入することになりました。

 

この記事を読めば、「持ち家と賃貸、どちらがいいのか」論争に対して、実際に不動産購入をした経験者が「今どう考えているのか」を知ることができます。

 

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結論:生活クオリティは持ち家の方が圧倒的に上!問題は住宅ローン関係!

マンションを購入してまず感じたのが、「居住満足度は分譲マンションの方が賃貸より圧倒的に上だ」ということです。

私の周りの経験者に聞く限りは、「戸建て」でも同様のことがいえると思われます。

 

不動産購入でよく言われる「ご近所関係」「隣家族関係」の心配ですが、確かに住むまではそういった心配もありました。

実際は、杞憂に終わり、ご近所関係のトラブルはありませんでした(現時点では)。

 

これは、居住者の「資産」や「社会的信用」が一定ラインを超えていて、「人生に余裕がある」ような人が多いからかもしれません。

 

では、「圧倒的に持ち家の方がいいという結論ね」となるかと言えば、そうでもありません。

 

物件・生活環境自体は、先ほど伝えた通り「持ち家」の方が圧倒的に良いと思います。

ここで忘れてはいけないのは、そこに「ローン返済が絡まなければ」という前提条件があるということです。

 

逆を返せば、「住宅ローン」次第だということなのです。

 

先々のことまで考えてリスクを回避できるのならば、持ち家の方がいい?!

多くの人が「④賃貸マンション」に住んでいて、そこから「①持ち家:戸建て」か「②持ち家:マンション」を検討し始めます。

 

そして、いよいよ「購入する」という時がきます。

そのとき、もちろん現金一括で購入する人もいるかもしれませんが、ほとんどの人が「住宅ローン」を組むことになります。

 

その住宅ローンをどのように組むかですが、一番人気は「変動金利」で、借入期間の平均は26.7年ということです。

2018年度中の新規貸出における約定貸出期間は、前回調査より0.3年伸長し、単純平均で26.7年となった。

引用:住宅金融支援機構「民間住宅ローンの貸出動向調査」

グラフを見ると、借入期間は少しずつではありますが長くなってきていることがわかります。

実際に私が組んだ住宅ローンは「変動金利型:35年」でした。

住宅ローン金利は「変動金利か固定金利かどちらがよいのか」に対しての結論【購入者は語る】

 

ここで知っておいてほしいことが「借入期間の意味するところ」です。

 

5年後の自分の状態ですら不明なのに35年ローンは危険?

35年ローンを組むということは、「あなたの収入をこれから35年間拘束しますよ」と言われていることと同義です。

 

「5年後の自分すら想像できないのに、35年先の自分なんて…」というのが本音ではないでしょうか。

これは、あなたも感じていることかもしれません。

 

つまり、そこには「リスクが存在していること」がわかります。

 

こういう話をすると、「いや、いざとなれば持ち家だから不動産を売ればいいわけだし」という声が聞こえてきそうです。

 

そうです。

いざという時には、売ることができるのが「持ち家は資産だ」と言われるメリットの1つなのです。

 

しかし、「持ち家はいざとなれば売ればいい」という意見に対して、今からとても重要なことを伝えます。

それは裏を返せば、「(こちらが望む通りの金額で)売れればいいけれども、売れなければ困るということです。

 

ですので、持ち家はいざというときに「売れやすい」のか、「売れにくい」のかを考える必要があります。

もし、「売れやすい」のであれば住宅ローンの返済リスクを回避することができ、「持ち家の方がいい」と言うことができます。

 

ちなみに、あなたはどっちだと思いますか。

 

持ち家は「売りやすい」のか、「売りにくい」のか

持ち家が「売れる」ためには、買い手がつかなければなりません。

 

現状、日本は人口が年々減っているし、少子高齢化により新たに不動産を購入する世代の人口も減っていっています。

その結果、「空き家の数・率はともに年々増加していっているという事実」は知っておいた方がよいでしょう。

引用:総務省統計局「平成30年住宅・土地統計調査:住宅及び世帯に関する基本集計」結果の概要

つまり、日本全体の不動産の需給バランスでいうと「供給過多」の未来が待っていることは間違いないのです。

 

そして、「需要よりも供給が多いときは価格は下がる」のが、価格決定メカニズムです。

 

ただし、例外があります。

それは「人気のエリア」などの要素が絡んだ場合です。

 

言葉を選ばずにいうならば、

  • 「田舎」よりも「都会」
  • 「不便なエリア」よりも「便利なエリア」
  • 「特殊な住まい」よりも「一般的な住まい」

の方が需要があります。

 

それは、自分が中古物件を購入しようと思い、「どういう物件なら買いたいか」を考えてみるとわかるのではないでしょうか。

 

つまり、住宅ローンのリスクを回避するためには、

  1. 「田舎」よりも「都会」
  2. 「不便なエリア」よりも「便利なエリア」
  3. 「特殊な住まい」よりも「一般的な住まい」

という不動産を選ぶことがポイントになります。

 

まとめ:いくつかの条件をクリアできるのであれば、持ち家の方がいい

正直な話、「これから不動産購入をしよう」としている人の多くは、「売るときのこと」なんかは考えていないでしょう。

 

ただ、住宅ローンのリスクを回避するためには、いざというときのことまで考えておく方がよいでしょう。

売るときのことまで考えて不動産選びをすることで、住宅ローンのリスクを回避できるようになります。

つまり、「価値ある(価値が上がる)」不動産選びが一番のポイントなのです

 

そして、長期の住宅ローンによるリスクさえ回避できれば、

  • ゆくゆくの資産になる
  • 居住満足度が賃貸よりも高くなる

ことから、「持ち家の方がいい」という結論になります。

住宅ローン金利は「変動金利か固定金利かどちらがよいのか」に対しての結論【購入者は語る】

 

特に重要なのが「いずれは売ること」まで考えて不動産選びをすることです。

 

未公開物件とは

 

私は、購入した物件がたまたま価値のある物件だったからよかったのですが、「もし違っていたら…」と考えただけで恐ろしいです。

 

私は、大手の不動産販売のポータルサイト(SUUMOやHOME’Sやat homeなど)を見て物件を探していました。

私と同じように、いくつかのサイトを見たことがある人なら、知っていることかもしれませんが、同じ物件が複数のサイトに載っています

 

これは、いわゆる「公開物件」と呼ばれるものだからです。

 

ただ、あなたは「大手の不動産販売サイトには載っていない、未公開の不動産がある」ってことは知っていますか?

 

もし知っていて、活用しているのなら大丈夫です。

ただ、それも知らないまま不動産を購入するって、このご時世ではかなり危険なことだと思います。

 

たまたま価値ある不動産に出会えた私だからハッキリ言います。

「価値ある不動産を手に入れるためにはできるだけ多くの物件を比較検討して選んだ方がいい」に決まっています!

 

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