こんにちは、こんばんは、晴れです。
あなたは「今の生活を変えたい」「再出発したい」と感じることはないでしょうか。
私はありましたし、今も感じています。
もし、あなたが社外にも通用するスキルや実績などを持っている人であれば、キャリアアップすることにあまり心配を感じることはないかもしれません。
しかし、そうではない人にとっては「今後成長していく自分」というものをイメージすることが難しい世の中になってきているのではないでしょうか。
そういった背景を踏まえて、アラフォーが人生の再出発をするために持っておいた方がよいと思われる基本的な考え方について確認していきます。
結論:時間を味方につける
それは「時間を味方につけるように動く」ということです。
アラフォーには、20代が持つ「若さ」という武器はありません。
だからこそ、行動の「タイミングやスピード」といった、時間を味方につけることを意識して行動すべきなのです。
転機を待つのではなく、すべての条件が出そろうのを待つのでもなく、まずは一歩目を踏み出すこと。
もちろん、それはわかっていても、なかなか行動に移すことができないこともあるとは思います。
以前の私もそうでした。
ただ、一歩目の行動を早く起こすことで今では考え方まで変えることができるようになりました。
もし失敗しても、「別の方向へ切り替えるタイミングが早くなったので良しとしよう」というように、プラスにとらえられるようになってきたのです。
ただ、多くの人が「人生の転機」を待って行動しようと考えている、ということも現実としてあります。
ですので、人生の再出発を考えるうえで
- 「人生の転機待ち」のスタンスのどこが不利なのか
- 「時間を味方につける」行動とは何が違うのか
を確認していきます。
人生の転機とは
アラフォー世代に限らず、人生の転機をきっかけに再出発をしようと考える人は多いのではないでしょうか。
人生の転機とは、進学、就職、結婚、出産、退職などの「ライフステージ」のイベントごとに訪れるものです。
これらに、人によっては転職・離婚や住宅購入などが加わります。
実際には、これらの転機に人生の再出発をすることができる人は少ないように思われます。
なぜなら、「そのとき」がくると環境が一気に変わるからです。
そして、そのとき多くの人は「その環境にいかに順応するか」を考えて行動するようになっているのです。
その後、順応できた段階では「まだ条件が整っていないから」という理由で、今の生活を継続してしまいがちです。
さらに、気づいたら次の転機を迎えてしまう、の繰り返しになってしまうのです。
これが「人生の転機」を待っているだけだと、起こりがちなパターンです。
人間は「現状維持を好む」という性質(現状維持バイアスといいます)があるそうです。
私たちは無意識のうちに「何も変化をしなくていいような理由を探してしまう」ようにインプットされていることも原因の一つかもしれません。
では、どのように考えて行動していくのがよいのでしょうか。
理想的な条件が整うことはない
おそらく、人生の再出発を考えているほとんどの人にとって「すべての条件が理想的に整うということは起こらない」と考えておいてよいでしょう。
それはなぜかというと、就職したての20代とは異なり、30代や40代ともなれば周りの環境に良くも悪くも慣れて馴染んでしまっているからです。
「ぬるま湯に浸かってしまっている」という表現をしてもよいかもしれません。
そんな中で、だれかがあなたのために理想的な環境を整えてくれるというのでしょうか。
そんな人が現れる確率は限りなくゼロでしょうし、自然に条件がそろうということもなかなか起こることはないでしょう。
つまり、アラフォーで人生再出発をしようと考えるならば、条件がそろっていない状況で動き出さなければならない、ということです。
条件がそろっていないということに少しの不安が残るかもしれません。
しかし、行動につなげる「タイミング」と「スピード」、この二つを早くすることが人生再出発の成功のポイントなのです。
「考えてから動く」ではなく「動きながら考える」
もちろん、慎重派の人もいると思います。
現状、インターネットが普及し多くの情報が当たり前のように手に入ります。
じっくり調べて全体像を把握したうえで、「外堀を埋めてから行動するタイプ」の人もいるでしょう。
自分で調べるということはとても大事なことです。
ただ、じっくり調べることで自信をもって行動できる一方で、行動のタイミングは遅れがちです。
ただ、成功する可能性を上げるために必要なことは、「すべてを理解すること」よりも「行動を起こすこと」なのです。
もちろん、ある程度の知識がないと失敗する可能性も出てきますので、慎重になりたい気持ちも分かります。
実際に、私も転職を検討しようと考えたからといって、いきなり今の会社を辞めたりはしていません。
ただ、転職サイトに自分を登録することはしました。
私の場合、実際には2つのサイトに登録をしました。
そうすることで、自分には社外でも通用する力が不足していることに改めて気づかされましたし、逆に自分が必要とされている業種があることにも気づけました。
一歩目を早く行動に移すことで、その先の行動のヒントを手に入れることができたのです。
まとめ
アラフォーには、20代が持つ「若さ」という武器はありません。
しかし、経験があります。
「同じことをやり続けることが大事である」ということも理解できます。
ただ、「一つのことだけに執着し、それだけをあてにしていて結果的にうまくいかなかった場合のリスク」というものも考えておいてほしいのです。
ポイントは、条件が完全に整っていなくても、まずはやってみること、動いてみること。
この考えを常に頭において行動していけば、明日は今日とは違った景色が見えていることでしょう。
転機が訪れることを「待つスタンス」ではなく、転機を「自らの行動で作り出していくスタンス」でいきましょう。
その行動が、成功のタイミングを早めていくのです。