あなたはスマホ決済(キャッシュレス決済)を利用していますか。
私は2019年に楽天カードを手に入れ、楽天ペイを利用してきました。
支払い方がスマートであることも魅力ですが、その一番の理由は「お得だから」です。
ただ、実は「お得な条件」は時期ごとに変わっています。
これを知らないと、気づいたときには「お得の取りこぼしをしていた」ということにもなりかねません。
実際、2019年10月から経済産業省が実施するキャッシュレス・消費者還元制度にあわせて、楽天ペイは「5%の還元キャンペーン」を2回行っていました。
しかし、このキャンペーンは3月頭で終了しています。
コロナのこともあって、私はこのことに気づいていませんでした。
このようなことが起きないためにも、「今後お得に楽天ペイを利用するためのポイント」を確認していきましょう。
結論:楽天ペイの支払いは「楽天キャッシュ」で行うのがお得
(画像は全て楽天ペイ公式サイトより引用)
結論からいうと、2020年7月以降、楽天ペイの支払いは「楽天キャッシュ」で行うのがお得となります。
と思った人もいるかもしれません。
ただ、実は2020年7月以降、楽天ペイでは「楽天キャッシュ」での支払いが一番お得となるのです。
ひょっとすると、「とにかく〇〇しておけばお得だった時代」は終わったのかもしれません。
これからは「知っている人だけお得になる時代」を迎えていきます。
大丈夫です。
「細かい部分については、実はよくわかっていなかった」という人も、この先を読むことでバッチリ理解できるようになります。
正直、もうここまで「〇〇ペイ」が浸透していくと、「今さら恥ずかしくて聞けない」という人もいるかもしれませんね。
結論はすでに出ていますが、今後のために「楽天ペイ」と「楽天キャッシュ」や「楽天カード」の位置づけから確認をしてきます。
楽天ペイ、楽天キャッシュ、楽天カードの位置づけとは
まず、「〇〇ペイ」とは、「スマホ決済アプリ」のことです。
このアプリを使うことで、スマホだけで決済(支払い)を行うことができます。
つまり、「楽天ペイ」とは、「楽天会員向けのスマホ決済アプリ」のことなのです。
楽天会員向けということからもわかりますが、楽天ポイントが使える・貯まるのが特徴です。
通常の支払いでは、レジで現金を用いて支払いを行いますが、楽天ペイでは現金を用いません。
楽天ペイでは、現金の代わりに「楽天キャッシュ」や「楽天カード」を用いるのです。
「楽天キャッシュ」と「楽天カード」の違いとは
そして、「楽天キャッシュ」と「楽天カード」の違いは、以下の表の通り。
楽天キャッシュ払い | 楽天カード(クレジットカード)払い | |
支払い | 前払い(事前にチャージが必要) | 後払い(事前にチャージが不要) |
ポイント利用 | 〇 | 〇 |
送金 | 〇 | × |
ポイント還元 | 1,000円あたり15P(1,5%還元) | 1,000円あたり10P(1%還元) |
簡単にまとめると
- 「事前のチャージ」が必要かどうか
- 「ポイント還元率」が1.5%か1%か
です。
私と同じく「お得さを求める」のであれば、「楽天キャッシュ」一択であることがわかります。
「まだ楽天カードを持っていない」という人は、こちらから申し込みを。
「楽天キャッシュ」のチャージ方法は3つ
「楽天キャッシュは事前のチャージが必要」ということでしたが、実はその方法は3つあります。
- 楽天カード※から
- 楽天銀行から
- ラクマの売上金から
※楽天カード以外でも、Visa、Mastercardであれば登録すること自体は可能です。但し、カード払いには対応していますが、チャージには対応していません。
事前チャージの方法は3つもあるのに、「1」しかも、「楽天カード」限定でお伝えしているのには理由があります。
そもそも、「楽天カード」以外での支払いはキャンペーンの対象外です。
つまり、還元なし。
そして、「楽天カード」以外では、楽天キャッシュにチャージができません。
また、「2」「3」だとお得さが減ってしまいます。
ですから、「楽天カードからの楽天キャッシュのチャージ払い」という結論になるのです。
まだ「楽天カード」を持っていないという人は、こちらから申し込みができます。
「楽天キャッシュ」を使うことで見えてきた、メリット・デメリット
もともと私は、楽天ペイの支払いは「楽天カード」で行っていました。
そして、2020年6月から「楽天キャッシュ」に切り替えたのです。
そこで感じた、ポイント還元率以外の、メリット・デメリットについてまとめます。
メリット:計画性が上がり家計管理がしやすくなる
決まった金額をチャージすることで、計画性が上がります。
例えば、使う金額を「月間20,000円」「月間40,000円」などと決めておけば、1回あたりのチャージ金額が決まってきます。
レジで支払うたびにチャージした残高が減っていくため、「財布の中の現金」と同じ感覚で管理ができるのです。
クレジットカード払いのときは、正直な話、財布のひもが緩かったと思います。
それに加えて、端数の積み重ねが意外と大きいと感じました。
そうです。
いくらでも使えるので「大雑把な家計管理」になってしまっていたのです。
それに対して、事前チャージの「楽天キャッシュ」に切り替えてからは、「使いすぎているからこれは我慢しよう」という感覚が出てきました。
「家計管理が計画的にしやすい」ということが、「楽天キャッシュ」の最大のメリットでしょう。
デメリット:必要以上にチャージしてしまう
支払いをするときに、私が一番避けたいのは「残高不足」です。
レジで「残高不足」って言われると、何か恥ずかしいですし、ちょっと焦ってしまいませんか。
ひょっとして、そんなことを考えるのは私だけでしょうか。
どちらにせよ、「支払う金額以上にチャージする必要がある」ということがデメリットかもしれません。
まとめ:楽天ペイの支払いは「楽天キャッシュ」の一択
「あるときお得だったもの」が、今もお得とは限りません。
そして、キャンペーンや情報は「活用してなんぼ」です。
最新の情報をキャッチして、しっかりと波に乗ることで「プラスアルファのお得」を取りこぼさないようにしてください。
楽天ペイをお得に利用するために必要となるのは「楽天カード」です。
ここから申し込みをして、一日でも早く「お得」を手に入れてください。
誰かのお金で損をしないためのお役に立てていれば幸いです。
この先は個人の責任で:さらにお得に楽天ペイを使う方法(2020年9月以降)
2020年9月以降は、新たなキャンペーンが用意されています。
それが、「マイナポイント」といわれているものです。
「マイナンバーカードとキャッシュレス決済のサービスをリンクさせることで、大量のポイントが還元される」というものです。
このキャンペーンは2020年9月からです。
マイナンバーカードについては、パスワードの管理や個人情報漏洩の危険性も指摘されていますので、ここからは個人の責任のもと決定してもらえれば、と思います。
マイナンバーカードを作りたい人は、こちらを参考に(政府広報オンライン「マイナンバーカードのつくりかた」)。