「デビットカード」って、知っていますか。
正直、知らないという人もいるかもしれませんね。
実は、今から約20年前制度開始の頃に、私はデビットカードを使ったことがあるのです。
ただ、そのときは
- 使えるお店(加盟店)が限られていたり
- 使えない時間帯があったり
デメリットが大きい印象でした。
ですので、結局、1回くらいしか使いませんでした。
そんな私が、楽天銀行に口座開設をしたタイミングで、約20年ぶりにデビットカードを手に入れることになりました。
とても驚きました。
約20年前と比べて、デビットカードが進化していたからです、
ですので、今回はあなたが知らないかもしれない、「デビットカードの利点・魅力」についてお伝えしていきます。
結論:リスク回避したい堅実派にはデビットカードがおすすめ
結論からいうと、デビットカードは、「リスク回避したい」けど「キャッシュレス決済をしたい」人におススメです。
- 「クレジットカードを使うと家計管理ができなくなるかも?!」
- でも、「キャッシュレス決済には興味がある」
という人にとっては、ある意味「最適解」かもしれません。
クレジットカードだと家計管理ができなくなる?!
クレジットカードの心配点の多くは、「使いすぎてしまうこと」ではないでしょうか。
正直な話、クレジットカードだろうが、デビットカードだろうが、「計画力さえあれば家計管理はできる」と思います。
ただ、実際にはそうはいかないのが悩ましいところですよね。
私も、クレジットカードだけのときは、使う金額が少しずつルーズになっていくのを感じました。
ですので、それを防ぐために対応策を考えたくらいです。
デビットカードだと使い過ぎることはない?!
ただ、デビットカードに限定していえば、まさに「現金感覚」で使うことができますので、使い過ぎの心配は不要となります。
あとで詳しく見ていきますが、デビットカードは「銀行口座の残高以上に使うこと」ができません。
ですので、「支払い能力を大きく超える決済をすること」はできないのです。
これらの点から、デビットカードは「リスク回避したい」けど「キャッシュレス決済をしたい」人におススメなのです。
デビットカードの特徴:クレジットカードなどとの違い
クレジットカードとは異なり、デビットカードでは「銀行口座の残高以上の支払いをすること」ができません。
それをメリットと捉えるか、デメリットと捉えるかで、あなたに向いているカードの種類がわかります。
ですので、以下に、3種類の「〇〇カード」の特徴を整理してみました。
クレジットカード | デビットカード | (参考)プリペイドカード | |
支払い | 後払い | 決済時 | 前払い |
支払い回数 | 1回、分割、リボ払い | 1回のみ | 1回のみ |
支払い限度額 | 設定した限度額まで | 最大で口座残高まで | チャージした金額まで |
審査など | あり:通らないことあり | なし:要銀行口座開設 | なし:口座不要 |
クレジットカードは審査がある分、自由度が高いのが特徴です。
それに比べると、デビットカードは審査がほぼない分、自由度が下がります。
「支払い回数」や「支払い限度額」など、”制限されている”と感じることがあるかもしれません。
ただ、それによって「安心・安全につながっている」とも言えますので、一長一短といったところでしょうか。
クレジットカードのメリット・デメリット
クレジットカードのメリットは、以下の通り。
- 大きな金額の支払いが可能である
- 現在、お金がなくても支払いが可能である
- 支払い回数を選ぶことができる
メリットは同時にデメリットにもなります。
- 支払い能力を超えて使えてしまう
- 現在、お金がないのに支払えてしまう
- 分割することで返済が長期にわたってしまう
つまり、家計にすごく余裕がある人を除いては、クレジットカード利用は計画性が必要になってくるのです。
(参考)プリペイドカードのメリット
プリペイドカードのメリットは、以下の通り。
- 誰でも持つことができる
- 事前チャージ金額内での支払いができる
修学旅行のお小遣いのように、決められた金額しかありません。
ですので、「使い過ぎを防ぐことができること」が最大のメリットでしょう。
番外編としては、チャージしたカードを渡すことで、現金を渡すのと同様の効果を与えることができる、ということでしょうか。
こどものおつかいにも効果を発揮しそうです。
デビットカードのメリット&特長
(出典:楽天銀行 デビットカード)
デビットカードのメリットは、以下の通り。
- 銀行の口座を持っていればカードを作ることができる
- 現在、口座に残高がある分だけの支払いが可能になる
- 国際ブランドと提携したカードは海外での利用も可能
おススメは、もちろん「国際ブランドと連携したデビットカード」です。
国際ブランド付きのデビットカードを選ぶことで、海外でも使用ができるようになります。
それだけではなく、国内でも使用できる場面がクレジットカード並みに一気に増えるのです。
ざっくりいうと、VISAの「クレジットカード」が使えるという場所では、VISAの「デビットカード」も使えるのです。(参照:楽天デビットカードの使い方)
デビットカードが「リスク回避したい」けど「キャッシュレス決済をしたい」人におススメだという理由が少しは伝わったのではないでしょうか。
デビットカードは、スマホ決済にもネットショッピングにも使える
デビットカードは今や国際ブランドを搭載する、という武器を手に入れています。
私が初めて知った約20年前とは異なり、デビットカードは時代遅れのものではなくなりました。
その根拠の1つが、スマホ決済にも対応しているということです。
例えば、私も使っている「楽天ペイ」ですが、クレジットカードだけでなくデビットカードにも紐づけることができます。
また、楽天銀行であれば、そのまま楽天キャッシュにチャージすることも可能です。
デビットカードは銀行と繋がっていますので、よりお得な方法を選べるのです。
さらに、もう1つの根拠が、ネットショッピングの決済にも使用可能である、ということです。
例えば、楽天銀行と連携したデビットカードであれば、楽天市場ではポイントがより多くもらえるようになります。
そうです。
楽天カードのように、楽天のデビットカードを使えば楽天ポイントがもらえるのです。
もはや「現金以上、クレジットカード未満」ということができるでしょう。

コンタクトレス決済にも対応
「コンタクトレス決済」って知っていますか。
コンタクトレス決済とは、かざすだけで決済ができるサービスのことです。
(出典:楽天銀行 デビットカード)
「どんだけ今風なの」って感じることができますよね。
さらに、楽天銀行&デビットカードなら、ポイントも支払いに使える!
しかも!ですよ。
楽天のデビットカードなら、ゲットした楽天ポイントを支払い時に使うことができるのです。
やっぱり、デビットカードは現金以上、クレジットカード未満といっても言い過ぎではないですよね。

デビットカードのデメリットとは
ただ、デビットカードにもデメリットがあります。
それは、「高額商品購入に向いていない」という1点です。
逆を返すと、これ以外にはデメリットと言えるようなものは見つかりません。
高額商品購入に向いていない
例えば、来月ボーナスで20万円入ってくるのはわかっているのに、口座には現在10万円しか残っていない。
このとき、デビットカードで購入できる最大の金額は、口座残高である10万円です。
ただ、クレジットカードがあれば、将来の収入も見越して、最大で30万円のものが購入できるのです。
なぜなら、「1か月後には残高が30万円」になることがわかっているのですから。
「現在の残高がないから買えない」ということは、将来の可能性を失ったり、いわゆる「買いどき」を逃したりしてしまうかもしれません。
デビットカードのデメリットは、以上のケースくらいです。
とはいえ、知らない人は絶対に損をしているレベルで使えるデビットカード、まだ手にしていない人は申請してでも手に入れてほしいところですね。
まとめ:普段使いはデビットカードで大丈夫!いざというときにはクレジットカードがあれば最強!
ここまで、デビットカードの多くのメリットを伝えてきました。
ただ、デビットカードの多くのメリットの陰に、デメリットがあるのも事実。
デメリットを回避するためには、「デビットカードとクレジットカードの両方を持つことが一番」という結論にたどり着きます。
ただ、使い方だけは間違わないように。
- 普段使いには「デビットカード」
- いざというときのための「クレジットカード」
この組み合わせが、ほとんどの人にとって最強な選択肢だと思うのですが。
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