個別株投資をしている人の多くは、12月に配当金が振り込まれます。
実際に、私のもとにも配当金が振り込まれました。
ただ、個別株投資初心者の私は、振り込みがあるまで「配当金がいつ振り込まれるのか」を知りませんでした。
【実録】ネオモバでお小遣い投資を始めて4ヶ月|実際の運用実績と私の取引ルール
ですので今回は、8月からネオモバで個別株投資を始めた私が「12月に配当金をいくらもらったのか」に加えて、「配当金について調べたこと」をまとめてみました。
この記事は以下のような人向けの記事です。
- ネオモバお小遣い投資で実際にどのくらいの配当金が得られるのかを知りたい人
- 配当金をもらうために必要なことや、配当金の仕組みを知りたい人
結論:ネオモバお小遣い投資で、15銘柄の配当金 1,252円をゲット!
12月現在、私が保有している株式は25銘柄あり、そのうち15銘柄で配当金をもらうことができました。
金額的には1,252円。
私にとっては、人生初の配当金なので嬉しかったです。
ただ、個別株投資に縁がない人が、この金額だけを聞いてもピンとこないかもしれません。
「思ったより大したことないな」という感想を持つのではないでしょうか。
あとは「25銘柄保有していたのに15銘柄しか配当金が出なかったの?」という疑問も。
ネオモバを始める前であれば、私も同じように感じたと思います。
しかし、今の感想は「配当金がもらえるとはありがたいこと」です。
そのあたりがわかるように、この先でまとめていきます。
そもそも配当金利回りの平均って?
まず、私同様の初心者向けに、個別株式投資での配当金の平均値をお伝えします。
つまり、「10万円を投資して5,000円の配当金を得る」イメージです。
私の場合は、「約5.4万円の投資に対して1,252円の配当金」で、約2.3%のリターンでした。
これだけ見れば「平均より下の結果だったのかな?」と感じるかもしれません。
しかし、計算上では、私の年間配当利回りは予測で4.3%です。
先の「平均で5%前後」という数字も、年間での配当利回り。
“年間での”と説明しているように、実は12月以外にも配当金がもらえるケースがあります。
配当金が「いつ・どのくらい」もらえるのかの条件や仕組みを、この先で確認していきましょう。
配当金をもらうための条件とは?その仕組みについて
そもそも「配当金をもらうための条件」とは?
簡単です。
これは、配当金をもらいたい企業の株を購入することでクリアできます。
そして、今回私が保有している25銘柄のうち、配当金を受け取れたのは15銘柄。
つまり、株を保有していることに加えて、配当金をもらうための条件があることがわかります。
その「配当金をもらうための条件」についてこの先で確認していきましょう。
大前提:企業に利益があること
大前提として「企業に利益が出ていること」が条件です。
基本的に、企業活動によって得た利益を株主へ還元するのが配当金だからです。
ですので、企業の収益が悪化すると配当金額が減ったり(減配)、収益が良化すると配当金額が増えたり(増配)します。
それに加えて、配当金を得るために株主が知っておくべきことが2つあります。
それは
- 企業の決算月
- 権利確定日
です。
企業の決算月とは?:決算月を知ることでわかること
企業には決算月があります。
決算月がいつかを知ることで、配当金がいつ入ってくるかがわかります。
例えば、(上記)三菱UFJフィナンシャル・グループは「3月末決算」となっています。
ですので、「3月末決算」の銘柄であれば、6月頃に配当金が受け取れるのです。
ただ、私は「3月末決算」の三菱UFJフィナンシャル・グループの配当金を、12月にも受け取っています。
これは「中間配当金」と呼ばれる配当金です。
実は配当金にはいくつかの種類があります。
- 9月末の中間決算→12月に「中間配当金」がもらえる
- 3月末の本決算 → 6月に「期末配当金」がもらえる
※年に何回の配当金を出すのかは銘柄によってちがいます
調べてみると、私が保有している銘柄の約7割は「3月末決算」でした(日本企業の多くは3月末決算)。
だから、12月に(9月末の中間決算による)中間配当金を受け取る人が多いのです。
実際に、私が2月に受け取った配当は以下の通り。
- 3月末決算企業の「中間配当金」が13銘柄
- 9月末決算企業の「期末配当金」が2銘柄
ただ、12月に(中間)配当がもらえる銘柄であったとしても、そのときの投資金額(保有口数)分に対する配当金がもらえるわけではありません。
「権利確定日」に保有していた口数に応じて配当金が支払われるからです。
権利確定日とは?:権利確定日を知ることでわかること
権利確定日とは、「株主としての権利が確定する日」です。
株主の権利とは、
- 配当金をもらう権利
- 株主優待をもらう権利
- 株主総会での議決権を行使する権利
です。
※ネオモバなどの単元未満株の株式保有では、2,3についてはほぼもらえないです
権利確定日に株主名簿に名前が載っていることで権利を得ることができます。
株式購入をして、その情報が名簿に載るまでに時間がかかるのです。
だから、権利確定日に株式購入をしても間に合いません。
取引所での取引においては、各銘柄の決算月における権利確定日(基準日)から2営業日前が権利付最終売買日、翌営業日が権利落ち日となります。
「権利確定日」の2営業日前に、株式を購入してそのまま“保有していること”が必要条件。
実際、私は12月末時点では約12万円分の株式を保有していました。
けれども、「権利確定日の2営業日前までに保有していたのは5.4万円分だった」のです。
ですので、約5.4万円に対して1,252円の配当金(約2.3%のリターン)を手にすることになったのです。
まとめ:ネオモバお小遣い投資で、配当金 1,252円をゲットは想定通りで将来性がある!
正直、イキオイで始めたネオモバ(SBIネオモバイル証券)での個別株投資ですが、現時点ではかなり満足な結果です。
今回手に入れた配当金1,252円で、例えば三菱UFJフィナンシャル・グループの株を購入しようと思えば、2株は購入できます。
そして、その追加で購入した2株が将来的にまた配当金を持ってきてくれる…
徐々に資産が増えていくイメージが浮かびませんか。
これが「複利効果」と呼ばれるものですね。
つみたてNISAでは自動的に配当の再投資が行われているので、意識したことはほぼありません。
ただ、ネオモバでは自分自身で行っているので、その配当をとても尊く感じています。
ざっくりまとめていうと、8月から12月までの「4か月間で5.4万円が1,252円を稼いでくれた」ということなので、運用益は約2.3%。
確かに2.3%と聞くと、少ない印象かもしれません。
銀行にお金を預けていても利息は0.001%と言われている昨今、
- 2.3%という収益(約2300倍!)を生み出したこと
- その収益で株式購入できること
の可能性・将来性は大きいといえそうです。
配当金って素晴らしい
追加で資金投入することなく、新規に株を購入できるのは「配当金があること」の恩恵。
そして、ネオモバ(SBIネオモバイル証券)では1株から購入可能なので、少ない配当金でも新規に株を購入しやすい。
1株の保有でも、配当金はもらえます。
であれば、銀行に預けるよりも株式で保有していた方がよくないですか、って話。
ネオモバなら1株単位で購入できるので、自分の生活に困らない範囲での投資が可能。
私がネオモバを始めた理由は
- 少ない金額から始めることができる
- 1株から購入可能(Tポイントを用いての購入も可能)
- 手数料は月50万円までの取引なら220円(税込)のみ
です。
1株から購入可能なので、私は現在14万円ちょっとの資金で25の企業に分散投資し、リスクを分散することができています。
「少しずつ」「中長期で」資産を増やしていくイメージです。
ネオモバで投資をしたい人は、証券口座開設がスタート地点です。
証券口座を開設したからといって、取引をするかどうかは自由です。
ただ、「株取引をしたい」と思ったときに証券口座がなければ株式の取引はできません。
そんなこんなしているうちに、「買い時」を逃してしまうことも。
であれば、まずは証券口座を開設して、自分のペースで取引タイミングをうかがう方が賢明ですね。
口座開設はリンク先からどうぞ。
誰かのお金で損をしないためのお役に立てていれば幸いです。