楽天市場や楽天カードを使うことでもらえる楽天ポイント。
その使い途は決めていますか。
特に使い途を決めずに支払いに使っていくのもひとつの手ですが、それだと楽天ポイントがアッという間に無くなってしまいますよね。
せっかく手に入れた楽天ポイントなので有効活用していきたいもの。
ですので、私はこの度「ポイント投資」を始めました。
やってみてわかったことは「投資初心者に優しい制度」だということです。
その理由についても詳しく解説していきます。
楽天ポイント投資は投資初心者に優しい制度
(画像引用:楽天証券「ポイント投資」)
楽天ポイント投資とは、貯まった楽天ポイントを用いて行う投資のことです。
「ポイント運用」と名前こそ似ていますが、明らかな違いがあります。
それは、ポイント投資では実際の金融商品の購入を行うことです。
つまり、楽天ポイントは用いるものの、完全に本物の投資を行うことになります。
私は「ポイント運用」などで楽天ポイントが貯まるようになってきたため、その活用方法を模索してポイント投資を始めようと考えました。
ちなみに、楽天「ポイント運用」についてはコチラに詳細をまとめています。
実際に、楽天ポイント投資をやってみて感じたのが、
ということ。
次からその理由について確認していきます。
楽天ポイント投資が投資初心者に優しいと感じた理由
楽天ポイント投資は、投資初心者に優しいと感じました。
その理由は「何かあっても自分の懐は一切痛まないから」という点にあります。
投資を始めるとなったときにシンパイなのは、「損をすること」では?
私も昔は「元本保証はありません(損をすることもあります)」という表現を見て、自分の大切なお金が減るのは…と思っていました。
ただ、楽天ポイントで行った投資であれば、元々はポイントなのですから、資産価値が下がっても自分の懐は痛みません。
極端な話、資産価値がゼロになったとしても、財布の中身は減っていないのです。
それでいて、資産価値が上がったときは、現金で投資を行ったときと同じリターンを得られるのです。
であれば、やらない理由は見当たらなくないですか?
結論、投資初心者が本格的に投資を行う第一歩として、楽天ポイント投資は最適でしょう。
私が楽天ポイント投資を始めた理由
ただ、私が楽天ポイント投資を行う理由は、先ほどの説明と少し違います。
そもそも私はこのブログにも書いているように
- つみたてNISAで積立投資
- ネオモバで個別株投資
などを行っています。
そんな私が楽天ポイント投資を始めた理由は3つ。
- 自己資金なしに投資ができるから
- 楽天ポイントが少し貯まってきたから
- 試験的に新たな銘柄に投資をしたかったから
私は今まで株式への投資だけを行ってきました。
それが私にとって一番イメージしやすく、また、自分が信じられるものが株式投資だったからです。
一方で、株式ではない別の金融資産(債券、不動産など)への投資も気になっていました。
ただ、掛けられる資金には限界があります。
この悩ましい問題を解決してくれたのが、「楽天ポイントによる投資」だったのです。
ちょうど楽天ポイントが貯まる仕組みができつつあり、利用しない手はない!って感じでした。
【楽天ペイの何がお得?】楽天ペイが最強になったかも?と実感した理由を解説
やはり、楽天ポイント投資は、「自分の懐が痛まないこと」が大きなメリットですね。
楽天ポイント投資に必要なものは2つ
楽天ポイント投資をするために必要なものは2つ。
- 楽天証券口座
- 楽天ポイント
どちらが欠けていても楽天ポイント投資はできません。
まずはこの2つを確保しましょう。
「ポイント運用」と異なり、実際の金融資産を購入するので、楽天証券口座の開設が必要になります。
楽天証券の口座開設はコチラから。
あとは、ポイント投資をするので楽天ポイントが必要。
楽天ポイントは最低1Pあれば大丈夫です。
もちろん、1Pだけでは購入金額が足りないということになります。
金融資産購入金額と投入ポイントとの差額部分(不足分)は、現金orクレジットカード払いをすることになります。
ただ、私同様に「自分の懐が痛まないこと」にメリットを感じて楽天ポイント投資を始めるのであれば、現金を使ってしまっては本末転倒。
なので、少しでも楽天ポイントが貯まる仕組みを作っておくといいですね。
また、楽天ポイント投資で利用できる楽天ポイントの種類には制限があるので注意。
楽天ポイント投資で利用できる楽天ポイントとは
楽天ポイントの中で、期間限定ポイントは楽天ポイント投資には利用できません。
利用できるのは通常ポイントのみです。
つまり、SPU(スーパーポイントアッププログラム)などによって獲得した期間限定ポイントは利用できないことになります。
私は楽天ペイでのポイントゲットがメインで、「通常ポイントが貯まる仕組み」ができつつありますのでそこまで影響はなさそうですが。
楽天ポイント投資をするのであれば、多くのポイントがあった方が有利なのは間違いない事実です。
楽天ポイントを効率よく貯めるのであれば、楽天カードはマスト。
楽天ポイントだけで投資ができて、金融資産が積みあがっているという状況が理想です。
しかも、その金融資産がうまく成長して、ゆくゆくは資産価値も上がっていればサイコーですよね。
楽天ポイント投資で投資信託の積立注文をするまでの2ステップ
楽天ポイント投資で「投資信託への積立投資を行う」ステップは2つ。
- ポイント利用設定:楽天ポイントコースへ設定
- 積立注文:投資する銘柄(ファンド)と積立日を設定
特に強いこだわりがなければ「楽天ポイントコース」に設定しておきましょう。

それぞれのコースの違いは以下の通り。
- 楽天ポイントコース→楽天ポイントが貯まる
- 楽天証券ポイントコース→楽天証券ポイントが貯まる
楽天証券ポイントは、楽天ポイントへ等価交換することが可能で、JALの「JMBマイル」にも交換可能。
一方、楽天ポイントは1P=1円で、さまざまなシーンで利用可能。
しかも、以下の条件を満たすことでSPU↑(スーパー ポイント アップ プログラム)で、ポイント+1倍に。
- 楽天ポイントコースを選択
- 投資信託をポイント(込み)で購入
- 1回でも500円以上の投資信託の購入
楽天ポイントコースを選択して、楽天ポイント(込み)で500円分投資信託を購入すると、楽天市場でのポイント還元が+1%になるのです。
ですので、フツーに考えると、「楽天ポイントコース」で「投資信託の購入」の1択であることがわかるでしょう。
私ですか?
当然、「楽ポ」コースで「投信」購入ですよ!
実際に楽天ポイントだけで投資信託を購入してみた
私が楽天ポイント投資をするときに決めていた条件は以下の通り。
- 全額楽天ポイントで投資を行う(手出しはゼロ)
- SPU↑+1倍を手にする
投資信託自体は100円から1円単位で購入可能です。
ただ、SPU↑+1倍を手に入れるための最低購入金額は500円。
ですので、500P以上で投資信託の購入が条件となります。
それを満たす私の設定条件は以下の通り。
まぁ、このあとで金額変更などしていくわけですが。
注文が完了(約定:やくじょう)すると、SPU↑+1倍の条件達成の表示が出ていることがわかります。
これで何もせずに
- SPU↑+1倍
- 金融商品購入
- 購入分のポイントゲット
ができるんですよ!
やらない理由が見つかりません(見つけられていないだけかもしれませんが)。
【初心者向け】楽天ポイント投資はデメリットばかり?!|楽天ポイント投資のデメリット3つ
【楽天】ポイント投資で失敗した話|投資信託(債券インデックスファンド)を売却した理由
まとめ:貯まった楽天ポイントで「ポイント投資」を始めてみよう!
あなたがもし楽天ポイントが貯まっているのであれば、そのまま消費してしまうのではなく「楽天ポイント投資」をしてみるのはいかがでしょうか。
個人的には、始めてみて特に損は感じられませんでした。
むしろお得ばかりを感じることに。
また、「自分の懐が痛まない」ので、何か新しいことを試すにも最適だと。
特にこれから投資を始めてみようと考えている初心者におススメだと感じました。
しかも、試しにやってみて「これはいける!」と感じれば、そのまま現金を上乗せしてメインの資産運用にしていくこともできるのです。
リスクほぼゼロで試せる制度、利用しない手はないですよね。
誰かのお金で損をしないためのお役に立てていれば幸いです。