【初心者向け】つみたてNISAで月3,000円から始める投資戦略|目指せ!資産1,000万円超!!

資産運用学

つみたてNISAの投資戦略といえば「インデックスファンドに月33,333円の積立設定をして放置」とよく聞きます。

ネット上を見るだけでも、そのまま実践している人が多いことがわかります。

 

ただ、一方で「いきなり月33,333円(満額)投資するのは心配」という人や「まだそこまで投資に回せる資金がない」という人もいるのでは?

 

私の場合はその両方でした。

実際、私は月1万円弱からつみたてNISAを始めました。

 

今回はさらに少額である、月3,000円からつみたてNISAを始める場合の投資戦略(少し大げさですね)をまとめてみました。

 

月3,000円から始めて資産1,000万円超!」と聞くと、うさん臭く聞こえるかもしれませんが、条件さえ満たせば誰でも実現可能です。

※この先は怪しい案件紹介ではありませんが、投資は個人の判断・責任でお願いします

 

この記事を読めば月3,000円から始める「目指せ1,000万円超!つみたてNISAの投資戦略」を知ることができます
投資初心者つみたてNISAをまだ始めていない人向けの記事です
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結論:つみたてNISAを月3,000円から始めて資産1,000万円は可能!

結論、月3,000円からつみたてNISAを始めて、最終的に資産1,000万円は可能です(計算上)。

 

私自身はそのイメージをもって、つみたてNISAを始めました。

 

ただ、単純に月3,000円を20年間積み立てるだけだと、(年利5%として)約123万円になるだけで資産1,000万円には程遠い数字であることがわかります。

 

と書くと、こういう声が聞こえてきそうです。

おいおい、話が違うじゃないか?!

 

確かにこのままだと「タイトル詐欺」と言われそうです。

なので、この先で一体どういう投資戦略なのかを説明していきます。

 

最後までお付き合いください。

 

念のため、補足をします

念のため、投資未経験者や初心者の人のために、補足というか注意喚起をしておきます。

 

月3,000円だけを積み立てて20年間で1,000万円にするためには、20.3%の利回りが必要。

「投資の神様」と呼ばれている、ウォーレン・バフェット氏の運用利回りが約20%といわれています。

 

つまり、「月3,000円だけで誰でも資産1,000万円になります!」というのは、かなりのリスクがある話か詐欺くらいと思っていいかと。

 

おいしそうな話を見たときに参考にしてもらえれば幸いです。

 

投資初心者だけれども潤沢に資金がある場合

投資初心者だけれども潤沢に資金があるし、たくさん勉強していますという場合は、月33,333円の満額でつみたてNISAを始めるのもアリかもしれません。

 

参考までに、月33,333円を5%で20年間運用できた場合は(計算上)以下の通り。

 

この先の戦略を見て、自分はどっちでいくのが合っているのかを自己判断してもらえれば、と思います。

では本題です。

 

月3,000円から始めるつみたてNISAの投資戦略とは

  • いきなり月33,333円(満額)を投資するのは心配
  • まだそこまで投資に回せる資金がない

という人が、つみたてNISAを始めて資産1,000万円に達するためには、ある程度の戦略が必要でしょう。

 

月3,000円から始めるつみたてNISAの投資戦略とは、まとめると3つのステップからなります。

  1. 投資に慣れる
  2. 定期的な増資
  3. 20年後も継続

 

これは、今回の戦略通りに、これからつみたてNISAを始める人がたどる時系列ともいえます。

この先で1つずつ確認していきます。

 

投資に慣れるとは

第1のステップは「投資に慣れる」です。

 

投資未経験者や資金が豊富にない人は、まず投資に慣れることが重要です。

投資に慣れるのは、投資が長期間継続できるような体力・精神力を身につけることが目的です。

 

つみたてNISA(長期積立投資)では、複利効果で資産を増やしていくため、長い期間が必要。

ただ、その道中は常に上り基調ではなく、上がることもあれば下がることもあります。

 

損をする人や無理をしている人に多いのが、下がることに耐えられずに辞めてしまうパターンです。

 

しかし、月3,000円(1日当たり100円です)であれば、最悪ゼロになっても耐えられますよね。

ましてや、つみたてNISAで多くの人が選ぶインデックスファンドという商品であれば、下がったとしてもゼロになる可能性はかなり低いです。

 

つまり、月3,000円から「始める」ことで、株価(基準価額)の下落にも耐えられる体力・精神力を身につけていくことができるのです。

 

また、まだ資金が潤沢にない人でも、月3,000円(1日に換算すると100円!)なら出せますよね

始めなければ慣れることはできませんので、始めるハードルを下げる意味もあります。

 

もし、月3,000円がキビシイということであれば、無理に投資を始めず、まずは家計改善を先に行いましょう。

 

とはいえ、月3,000円だけだと20年間でも123万円にしかなりませんので、第2のステップが必要になります。

 

定期的な増資とは

第2のステップは「定期的な増資」です。

 

月3,000からつみたてNISAをまず始めてみて、投資の体力・精神力を身につけながら家計の見直しをしていきましょう

その中で投資に回せる追加資金を捻出していく。

 

その金額を月々の積立金額に上乗せ(増資)していくことで、投資効果を加速させていくのです。

 

イメージとしては以下のような感じ。

 

①金額(縦方向)でみると

  • 1年目は月3,000円
  • 2年目は月5,000円を増資(合計8,000円)
  • 3年目も月5,000円を増資(合計13,000円)

 

②期間(横方向)でみると

  • 1年目から積立の3,000円は20年間運用
  • 2年目から積立の5,000円は19年間運用
  • 3年目から積立の5,000円は18年間運用

 

積み立てをしながら、1年間かけて「支出を減らす」「収入を増やす」努力をして、月に5,000円分の追加投資資金を得ていく作戦です。

こうしていくことで、少しずつ投資へ回せる金額を増やせるようになります。

 

先のイメージ図を別方向からまとめると下の表のようになります。

 

このように増資しながら利回り5%で運用することで、20年後には約1,050万円になるのです。

 

ちなみに、月33,333円の積み立てを同条件でおこなった場合、20年後には約1,370万円になるんでしたね。

やっぱり、満額を積み立てた場合に比べると見劣りしますが、当然といえば当然のことですね。

 

ただ、1年ごとに5,000円増資できる(家計改善ができる)前提は、ある意味で「机上の空論」ともいえます。

逆に増資のペースを上げることができるパターンもあります(私の場合先の2倍のペースで増資できています)。

 

もし、収入増のための副業を考えているのであれば以下の記事を参考に。

 

 

とはいえ、積み上げペースが下がることも想定しておきたいものです。

 

そのために第3のステップを用意しています。

 

20年後も継続とは

第3のステップは「20年後も継続する」です。

 

つみたてNISAの非課税期間は20年です。

ですので、先ほどまでの計算は「20年目」までを考えてきました。

 

 

 

 

「20年目」を迎えた時点で、何年間の運用ができている状態なのか。

  • 1年目から積立の3,000円は20年間の運用
  • 2年目から積立の5,000円は19年間の運用
  • 3年目から積立の5,000円は18年間の運用

 

つまり、2年目からの積立は「21年目」に20年という運用期間を終えるのです。

 

まとめると、下の表のように積み立て始めた時期によって、「20年目」以降に期限を迎える(20年間の運用期間が終わる)ということになります。

 

 

積立開始してからの「20年の運用期間」が順々に終了していくイメージですね。

 

また、20年間はあくまで非課税期間であって、それ以降も積み立てや保有は可能。

ですので、積立金額が予定通りにいかなければ、保有し続ける(積立を続ける)という選択をしていけばいいということがわかります。

 

まとめ:3つのステップで、つみたてNISAを月3,000円から始めて資産1,000万円は可能に!

まとめると、つみたてNISAを月3,000円から始めて資産1,000万円は、条件次第で実現可能です。

 

月3,000円から始めるつみたてNISAの投資戦略とは、以下の3つのステップ。

  1. 投資に慣れる
  2. 定期的な増資
  3. 20年後も継続

 

とにかく、少額からでもいいので早目に投資の世界へ身を投じ、経験を積んでいくことがとても大事だと個人的には思っています。

 

私がつみたてNISAを始めたとき、実はマイナス続きでした。

下がり続ける資産評価額を見て「つみたてNISAを始めたことは正しかったのか」と自分の決断を疑うレベルでした(少額だったのに、と今では思いますが)。

 

その後、通称:コロナショックもありましたし、さまざまな経験をしてきたので、もしまた何かあっても投資の世界から「退場」せずに継続していけると思っています。

 

もっと早くから「お金を動かすことが大事」ということに気づきたかったですね。

⇩参考書籍

 

誰かのお金で損をしないためのお役に立てていれば幸いです。

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