私がネオモバ(SBIネオモバイル証券)を始めたのが2020年8月のことでした。
2020年頭からコロナウィルスの話題一色で、4月20日には「特別定額給付金事業」が閣議決定され、1人あたり10万円がもらえた頃ネオモバを始めました。
「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」(令和2年4月20日閣議決定)において、「新型インフルエンザ等対策特別措置法の緊急事態宣言の下、生活の維持に必要な場合を除き、外出を自粛し、人と人との接触を最大限削減する必要がある。医療現場をはじめとして全国各地のあらゆる現場で取り組んでおられる方々への敬意と感謝の気持ちを持ち、人々が連帯して一致団結し、見えざる敵との闘いという国難を克服しなければならない」と示され、このため、感染拡大防止に留意しつつ、簡素な仕組みで迅速かつ的確に家計への支援を行う。
引用:総務省「特別定額給付金の概要」
そこからちょうど1年になります。

履歴をさかのぼると、8/14に2回、8/17にも入金をしていたようですのでまぁ間違いないでしょう(給付金の余りを含めて各口座から資金集めに走ったのがよくわかる)。
ネオモバを始めて1年経った今、これまでのまとめをさせてもらおうと思います。
結論:ネオモバ(SBIネオモバイル証券)を始めて1年経ち、運用利回りはプラス10%

結論からいうと、ネオモバ(SBIネオモバイル証券)の運用利回りは、プラス10%で推移しています。

株式自体は213,771円ですが、含み益が17,234円ありますので、それを差し引いた純資産額は「196,537円」となります。
そして、入金したのは179,000円。
(中途半端な金額ですが、副業収入などを投入しているためです)
まとめると以下の通り。
入金額 | →資産額(含み益込み) | →純資産額(含み益抜き) | |
179,000円 | →213,771円 | →196,537円 |
つまり、179,000円の資金を投入して、(さまざまあって)196,537円にすることができたということ。
196,537(円) ÷ 179,000(円) = 1.0979… 約1.1倍
ということで、約10%上乗せすることができました。
お小遣い投資ということで全ての資金を期首に投入して丸々1年間運用したわけではなく、随時資金を追加しながらだったことを考えるとまずまずかな、と個人的には感じています。
(1年間フルで運用していたらもう少し上の率が出たかもしれませんが、今回はその点については考えないこととします)
ちなみに、タラレバということで含み益込みで計算すると、213,771(円) ÷ 179,000(円) = 1.1942…となるので、約1.2倍(プラス20%)になりますが。。。
ネオモバ(SBIネオモバイル証券)でどのように運用してきたのか

元々は、”Buy&Hold”、すなわち「買ったらそのまま保有し続ける」という方針でネオモバ(SBIネオモバイル証券)での個別株投資を始めました。
しかし、現状はというと、売却もしています。
というか、それなりに売却しています。
私が売却した代表的な銘柄でいうと以下の3つ。
- 三菱自動車工業
- ドコモ(不可抗力)
- ブリヂストン
なぜ株式を売却するようにしたのか
私は、ネオモバ(SBIネオモバイル証券)の投資を「お小遣い投資」と呼んでいるのですが、かけられる資金が潤沢にあるわけではありません。
一般庶民の私の資金源は副業収入と月々の浮いたお金ですので、月によっては入金(資金追加)できないこともありました。
実際に、昨年8月からでいうと、12月、2月、3月、7月は入金ゼロでした。
となったときに、限られた資金を「少しでも有利なところに移動させる」といったことを考えるようになってきたのです。
もちろん理想は「買った株式は(追加購入することなく)そのまま保有して、他の株を購入するようにシフト」なんですけどね。
資金が限られているので悲しいかな、売却しました。
いくら売却しても、手数料が掛からない(月50万円までは一律220円(税込))のがネオモバの良いところでもありますし。
先の3銘柄を売却した理由について
先ほどは以下の3つの銘柄を売却したとお伝えしました。
- 三菱自動車工業
- ドコモ(不可抗力)
- ブリヂストン
その理由をそれぞれ簡単にお伝えしていきます。
◆三菱自動車工業
これに関しては別記事でも書きましたが、三菱UFJFGや三菱商事など、三菱系列を買っていたそのイキオイでよく調べずに購入。
無配当であることに気づき売却した、という経緯があります。
【初心者向け】実録:SBIネオモバイル証券(ネオモバ)で株を売却してみた|売却手順と売却した理由
◆ドコモ(不可抗力)
ドコモ株は不可抗力でして、売却というより上場廃止に伴う払い出しです。
当社は、2020年11月27日に当社の特別支配株主である日本電信電話株式会社による株式売渡請求を承認し、2020年12月25日をもって上場廃止となりました。つきましては、上場廃止後の当社株式の取扱いの概要について、お知らせいたします。
NTTdocomo「株式手続きのご案内」
◆ブリヂストン
正直な話、ブリヂストン株売却については地域応援という意味でも、その後の配当金増額(増資)という意味でも、残念な結果と言わざるを得ません。
(「だからBuy&Holdが大事なんだよ!」という声が聞こえてきそうで悔しい結果ですね)


利益がマイナスで配当も下がり…
さらに株価は取得時よりも上がっていたので、思わず売却しました。
その後、「170円の増配の発表」があったのです。
正直な話、保有していてもよかったな、と思いました。
この1年が終わって考えたこと&次の1年に向けて考えていること

1年目は結構、感覚で動いていた部分があることは否めません。
ただ、わからないなりにチャートを眺めてみました。
すると、1年スパン、2年スパン、5年スパンで見え方が変わることに気づきました。
長期トレンドでみると右肩上がりの銘柄もありましたし、「上がっては下がる」の繰り返しのような銘柄もあることに気づきました。
コロナ禍はイレギュラーだと思っていましたので、できるだけその部分以外を見るように心掛けていましたね。
信じていても15%ほど株価が下がっていれば「売却しようかなあ」と考えるようにしました。
結局はその辺も感覚でしたね(笑)

これが年間通じての数値になります。
まぁまぁの件数売却していたのがわかります。
次の1年に向けて考えていること
この1年は日本株式市場全体が右肩上がりのトレンドだったので、ある程度おとなしく取引すればだいたいみんなプラスで推移したんじゃないかな、と思っています。
私はビビりなので、安定した大型株メインでしか触っていないので、極端に損をすることもなかったですし、極端に得をすることもなかったです。
それらを踏まえて、次の1年はそれぞれの銘柄の動きに注目していきたいな、と。
買い増すことが是なのか、見送って別銘柄に行くのか、売却するのか、をもう少し明確にしていきたいと感じました。
1つ実感したのは、私は普段Yahooファイナンスを見ることが多かったのですが、それだけになっちゃいけないな、と。
なぜなら有益情報を載せてくれている人がいる一方、「煽り」であったり「誹謗中傷」みたいなのも多かったので。
情報収集の場をTwitterやブログなどに広げていこうと。
(いや、もちろん1次ソースを見ることが大事だとは思いますよ。けど一般庶民にはそこまでの余裕がなくて…汗)
「コア部分」はつみたてNISAで”全世界系”で積み重ねながら、「サテライト部分」では日本個別株に投資してきました。
サテライトで米国株式にも手を伸ばそうと計画中
引き続き、全世界インデックスファンド+日本個別株を行いながら、次は米国個別株かなと考えています。
特に下のバナーにある無料メルマガを見ていたら、市場の可能性は米国株の方が大きそうだな、と。
あ、これだけ見ると怪しいですが、怪しくはないですよ。
実際に私もメルマガ登録して、勉強中です。
↓ ↓ 記事にもしました ↓ ↓
【実録】オックスフォードインカムレター(Oxford Club)無料メルマガに登録してみた|怪しいのか?怪しくないのか?!
まとめ:ネオモバ(SBIネオモバイル証券)の運用利回りは、プラス10%で推移
ネオモバ(SBIネオモバイル証券)の運用利回りは、プラス10%で推移しています(含み益込みではプラス20%)。
感覚だけで取り組んでいたのに成果が出つつあるのは、あくまで市場全体がコロナでガクッと下がり、その後右肩上がりの時期だったからだと思っています。
それを踏まえると、もう少し感覚から脱却していくことが必要だな、と反省。
それに加えて、米国株投資にもお小遣いの範囲で手を伸ばしていこうかな、と。
資金が限られている私に追い風となるサービスもあったので、最後に紹介です。
それがPayPay証券です。
米国株に1,000円から投資することができるのです。
限られた資金でなかなか冒険はできませんので、ネオモバ同様にコツコツ積み上げていこうと思います。
そして、この1年の運用で資金が貯まれば楽天証券やSBI証券へと軸足を移していこうかなとも考え中です。
最後に一言「(つみたてNISAに続いて)あのときネオモバ始めていてよかった」。
誰かのお金で損をしないためのお役に立てていれば幸いです。