このページにたどり着いたあなたは新しいパソコンを探していて、しかもできるだけコスパのいいものを探しているのでは?
実は私も同じで、そろそろノートPCの買い替えをしたいなと思い、コスパのいいノートPCを探していました。
そして、Amazonでこのwajun(ワジュン) Pro-X12にたどり着きました。
- 私のノートPC購入歴
- ◆Windows XP時代からノートPCを買い、買い替えをしてきたノートPCひとすじ
- ◆アプライドやパソコン工房などのオリジナルノートPCの購入歴あり
- ◆再生中古(リファビッシュ品)ノートPCの購入歴あり
wajun(ワジュン)という聞いたことのない名前を前に、まずは口コミを調べていました。
そして「悩んでいても仕方ない。まずは買ってみよう!」と思い立ち、再びAmazonにいくとPro-X12の取り扱いが休止状態。。。
8月28日から注文再開となっていたため、8月28日に即申し込み、9月1日に受け取ることができました。
この記事をお読めば、私が「wajun(ワジュン) Pro-X12を実際に購入して触って感じたこと」を知ることができます。
ノートPCひとすじの私がまとめる実録レポ形式の記事です。
結論:wajun(ワジュン)ノートPCは怪しくないし、Pro-X12はコスパが良いノートPCである

結論から言うと「wajun(ワジュン)ノートPCは怪しくはないし、Pro-X12はコスパが良いノートPC」です。
ただ、「怪しい」の感覚には個人差があるのも事実。
「日米の有名メーカー(NECやAppleなど)以外は怪しい」と感じる人もいれば、「販売取扱会社が有名じゃなければ怪しい」という人もいるでしょう。
また、「中古品は怪しい」という人もいるかもしれないですね。
そのあたりも含めて、この後レポさせてもらいたいと思います。
ちなみに私は国産であってもそうでなくてもそこまで気にしないタイプです。
実際、パソコンだけでなく、スマホも国産メーカー(SHARP)や海外メーカー(SamsungやHuawei)を使ってきました。
「海外製だからダメ」と決めつけると選択の幅が狭くなってしまうのがデメリット。
「〇〇製だから」で判断するのではなく、その商品自体を見ていくことがコスパいい製品と出会うコツですね。
まずは「怪しいかどうか」の判断基準として、wajun(ワジュン)という会社がどういう会社なのかをまとめていき、その後にPro-X12がどういう商品なのかについてまとめていきます。
Windows11に求められる動作要件とは?|wajun(ワジュン)ノートPC Pro-X12は対応しているのか
wajun(ワジュン)ってどういう会社?

まずは商品名になっているwajun(ワジュン)ですが、日本にある会社「和順商事株式会社」の名前からきています。
調べてみると、同じ建物に法人がいくつか入っているようです。
ストリートビューで見ると、そこまで大きな建物ではなさそうなので、ある程度関係がある会社なのかもしれないと推察。

上の一覧の中の会社をひとつずつ検索していき…
「株式会社ミラクル」を検索したところ、以下の”Yahoo!ショッピング”のページが出てきました。

なんということでしょう!
「株式会社ミラクル(ショップ名:PC-M)」で販売されている商品に、今回私が購入したwajun Pro-X12があるではないですか。
ちなみにこのPCスペックの表記ですが、Yahoo!ショッピングの情報の方が最新でした(以下のAmazonのページの情報は古かった:2021.09.04時点)。

完全プライベートブランドの同じ商品を2つの会社で販売しているということは、以下のようなことがいえるかもしれません。
- wajun(ワジュン)は、Amazon向けチャンネル
- Miracle(ミラクル)は、Yahoo!ショッピング向けチャンネル
ここまでで、wajun(ワジュン)もMiracle(ミラクル)も”日本(東京)にある同系列の会社”ということがわかりました。
wajun(ワジュン)ノートPCはどこ製?
「和順商事株式会社」を調べてもこれという情報が出てこないです。
しかし、先の「株式会社ミラクル(PC-M)」のページで会社概要を見ると以下のことが載っていました。

代表者の名前が少し特徴的かもです。
代表者:王之涛
ちなみに”王之涛”で検索するとうまく検索できず、代わりに似た字である「王文濤(おう ぶんとう):中華人民共和国の政治家」が出てきて終了。
続いて、wajun(ワジュン)ノートPC【Pro-X12】の箱の中に入っていた紙を見てみます。
その紙とは以下の画像(左下の矢印部分に注目!)。

紙には「CHUWI製品」と書いています。
ここにwajun(ワジュン)の謎解きのヒントがありそうですよね。
ということで、wajun(ワジュン)ノートPCのルーツを求めて、CHUWIとはどんな会社なのかを調べてみました。
wajun(ワジュン)ノートPCのルーツを求めて

CHUWI(ツーウェイ)は2004年に設立された中国の会社。

この地図を見てもわかる通り、中国発でグローバル展開をしているようです。
次に、CHUWIのヒストリーを確認します。

- 2010年:MediaTek、Huawei、Googleと戦略的パートナシップ
- 2013年:Microsoft、Intelとビジネス関係を構築
- 2015年:AmazonやAliexpress、Ebayチームを設立
2015年の動きはEC・ネット通販、輸出入販売にモロ直結していますね。
ここまでの情報をカンタンにまとめると、中国発の会社CHUWIと連携する形(OEM製品?)で和順商事株式会社が「wajun(ワジュン)ブランド」で販売しているのがwajunのPro-X12ってこと。
「中国発の製品だから怪しい」という時代でもないような気もしますが、調べてみるとしっかりした歴史がある会社であることがわかり、自分自身が安心できました!
wajun(ワジュン) Pro-X12はコスパの良いノートPCなのか

これについては、「wajun Pro‐X12はコスパの良いノートPCである!」とハッキリ言えます。
上記画像やAmazonのページの情報は古く(2021.09.04時点)、実際のスペックなどは以下の通りです。
- CPU:Core i5-8259U(第8世代)、4コア8スレッド、2.3-3.8GHz
- メモリ:8GB
- SSD:128GB
- モニタ:14型2K(解像度)液晶
- Office2019
私は注文するときにはAmazonのページしか見ていなかったので、1世代新しいCPUであることに気づいたのは、箱を開けたときでした。
正直、CPUに関しては少し妥協していた部分がありました。
箱を開けて第8世代のCPUであることに気づき、一気に「お得感」がアップしたので嬉しかった!


パソコンで「デバイスの仕様」を見てもCore i5-8259Uとあるので間違いないでしょう!
(PC-Mのサイトでもそうなってるし)
やった!!!
wajun(ワジュン) Pro-X12のコスパが良いところ7つ
wajun(ワジュン) Pro-X12のコスパが良いと私が感じたところは以下の7つ。
- 新品である
- CPUがCore i5の第8世代
- メモリが8GB
- ストレージがSSD
- モニタの解像度が2K
- Office2019がついている
- キーボードが(一応)日本語配列
この先でそれぞれについて確認していきましょう。
新品である
コスパが良いPCで多いのは、メモリやストレージだけ載せ替えた中古品。
だから、筐体(PC本体=外側)に傷があったり、キーボードに文字消えなどがあったりという”使用感がある”のが普通。
一方で、Pro-X12は新品です(CPUは型落ちなので新古品かも)。
届いたときは、キーボードや液晶の間に傷つき防止のシートが挟んであったくらい。
「値段が安いから中古品でガマンしなきゃ」という時代は終わったかもしれませんね。
CPUがCore i5の第8世代である
Amazonのページを見ると、wajun(ワジュン) Pro-X12にもともと載せてあったのは、第7世代のCPU(2コア4スレッド)。
それが、第8世代のCPU(4コア8スレッド)になったため処理能力が大幅に上がっています。

ちなみに、Core i5-8259Uは、”(数値上)第9世代と比べても遜色がないけれども、第10世代の「6コア12スレッド」や第11世代には劣る感じ”ですね。
ズバリ、コスパが良いといえる大きなポイントです!
メモリが8GB
中古品で多いのがメモリ4GBの商品。
しかし、処理する情報量が増えてきている昨今、メモリ8GBはマストになりつつあります。
(理想は16GB)
メモリが8GBあれば、特別なこと(ゲーム、動画編集、ソフトを大量に開く)をしない限りは大丈夫でしょう。
実際、私がwajun(ワジュン) Pro-X12を手に入れる前のノートPCのメモリは4GBで少し困っていました。
ブログを書いたり、Officeソフトを使用するくらいであれば大丈夫ですが、ブラウザでタブを開きまくると動作が遅くなったり再読み込みが必要になったり。。。
なので8GBはありがたいですね!
ストレージがSSD
ストレージ(記憶領域)の現在の主流はSSDです。
中古PCだとストレージ(記憶領域)は、以前のままHDD(ハードディスク)であることが多い(最近ではSSD載せ替えタイプもありますが)。
HDDは物理的な円形ディスクがあって、それを”まるでレコードの針のように(磁力でですが)”読み取り・書き込む構造なので、速度的にも耐久性的にもSSDに劣ります。
HDDからSSDに変更した人のほぼ全員が「起動までの速さ」「シャットダウンまでの速さ」に驚くくらい。
SSDも今やマストといえるでしょう。
モニタの解像度が2K
「4Kテレビ」とか「8Kテレビ」というワードを聞いたことがあると思います。
「4K」などというのは解像度のこと(どのくらい細かい表現ができるのかを表す数字) です。
2Kとは「フルハイビジョン(Full HD)」で、Blu-rayディスクと同等レベル。
つまり、そのくらい綺麗に見れるってこと。
安いノートPCのモニタは「ハイビジョン」程度であることが多いことを考えると、コスパが良いといえる部分です。
Office2019がついている
Microsoft Officeがついているだけで、コスパが良いといえますね。
安いノートPCには「Officeつき」といっていても、Microsoft製のものでない(サードパーティー製である)場合がほとんど。
WPS Officeが有名かもですね。。

Microsoft製の最新Officeがついていること、これは間違いなくコスパが良いところでしょう。
キーボードが(一応)日本語配列
キーボードには日本語配列と英語配列の2種類があります。
もちろん、私たちが使い慣れているのは日本語配列の方です。
ただ、輸入品は外国仕様ということで、英語配列であることが多い。
(かな変換キー、半角/全角キーなどがない、などの違いがあります)
いくら安くても、普段の使い勝手が悪いのであればコスパが良いとはいえないですよね。
実際、Yahoo!ショッピングのPC-Mが販売している方のPro-X12は英語配列のようで、「@の打ち方がわからない」というレビューがありました!
(同じ商品名でなぜ仕様が違うのかは不明です。なおCHUWIの製品は英語配列です)
wajun(ワジュン) Pro-X12は、(一応)日本語配列といえそうです。
ただ、キーボード上に「¥」がなかったり、Enterキーが横長だったりと、少々違う部分も。
慣れれば何とかできるレベルでしょう。
※¥は「ろ」のキーで出ますし、@は「P」の右にあります

ここまでwajun(ワジュン) Pro-X12のコスパが良いと思う部分を確認してきました。
次は逆に私がイマイチだと感じた部分を確認していきます。
wajun(ワジュン) Pro-X12のイマイチなところ3つ
とてもコスパが良く、問題点がなさそうなwajun(ワジュン) Pro-X12ですが、私がイマイチだと感じたことも3つありました。
- バッテリー容量が小さい
- 充電器がDCプラグ形式
- ポートの数がひとつずつ
それぞれを確認していきます。
バッテリー容量が小さい
バッテリー容量が小さいことが、私が感じた唯一で最大のイマイチなところ。

上記説明画像では、思いっきり「4~8時間連続使用」と書いてありますよね。
ただ、最初に満充電して確認してみると、「残り2時間」状態でした。
これには理由があって、最初は機能を最大限に発揮できるように、フルで設定されていることが多いんですよね。
ですので、電源設定で「省エネモード」にしたり、画面の明るさを下げたりしてみました。
すると「残り3時間」の文字を見ることができました!

個人的には3時間もてば全然大丈夫です。
だいたい、家から持ち出して3時間以上作業することってそんなにあります?
私はほぼありません。
むしろ、冷静に考えると「バッテリーで4時間」は持て余すレベルかも。
今までを振り返っても、中古PCのバッテリーは死んでいることがほとんどで1時間くらいしかもちませんでしたが、特に困りませんでしたね。
しかも、Pro-X12は新品バッテリーなので、ここは嬉しいポイントですね。
充電器がDCプラグ形式
個人的にイマイチと感じるところだけど、充電器がwajun(ワジュン)オリジナルで、かつプラグ形式であること。

矢印の部分が「プラグ(ピン)形式」で、こういうのってサイズの規格や電圧などがメーカーによってバラバラで統一されていないので、壊れたときの対応に困るんですよね。
Type-Cのポートはありますが、これは何かのデバイスに電力を送ることはできそうですが、PC側で受け取ることはできなさそうなのが残念。
(参照:CHUWI「Core Book Xの概要」)
ポートの数がひとつずつ
USBポートはType-CとType-Aが1つずつあります。
例えば、マウスを使うのであればポートが1つ塞がれてしまいます。
USBハブを使うという手もありますが、、、
「敢えていうならそこがイマイチかな」レベル。
まとめ:wajun(ワジュン)ノートPC Pro-X12は怪しくなく、コスパの良いノートPCといえそうだ

再度まとめると、wajun(ワジュン) Pro-X12は怪しくないコスパの良いノートPCだといえそうです。
私が感じた「コスパが良い」と感じたことは以下の7つ。
- 新品である
- CPUがCore i5の第8世代
- メモリが8GB
- ストレージがSSD
- モニタの解像度が2K
- Office2019がついている
- キーボードが(一応)日本語配列
逆に、「イマイチだ」と感じたことは以下の3つ。
- バッテリー容量が小さい
- 充電器がDCプラグ形式
- ポートの数がひとつずつ
ちなみに、上記「イマイチポイント」を解消した同程度のスペックノートPCを有名メーカーのモデルで検討すると10万円コースですね。。
これらと同程度のスペックを持ちながら、価格はほぼ半分で済むところがwajun(ワジュン) Pro-X12のコスパの良い部分。
浮いた5万円で他のものを購入するもよし、投資に資金を回すもよし。
何に使うかを考えるとワクワクしますよね。
個人的にはとても良い買い物をしたな、という感想です。
以下のリンクからどうぞ。
薄型ノートPC/wajun(ワジュン) Pro-X12/MS Office 2019/Win 10 Pro/第7世代Core i5-7267U 3.1GHz/メモリー:8GB/SSD:128GB/14型2K( 2160*1440)液晶/Webカメラ/USB 3.0/無線機能/Bluetooth/Type-C/超軽量大容量バッテリー搭載/バックライト付きキーボード(2021年モデル) (SSD:128GB)誰かのお金で損をしないためのお役に立てていれば幸いです。
Windows11に求められる動作要件とは?|wajun(ワジュン)ノートPC Pro-X12は対応しているのか
もっとお得に購入するために
wajun(ワジュン) Pro-X12をもっとお得に購入するために、私はアマギフ(Amazonギフト券)とマイナポイントでの5,000円還元を利用しました。
Amazonギフト券はポイ活や、ネットアンケートなどで手に入れることができます。
マイナポイントについてはコチラの記事を参考に。