投資の前に「人生設計」作成を

行動基準学

こんにちは、こんばんは、晴れです。

皆さんがお金を増やしたい理由は何ですか。

少しでいいので頭に浮かべてみてください。

 

もちろん、答えは一つだけに限定はできないと思います。

ただ、資産運用とはこういった目的を達成するためにしていくものではないかと思っています。

 

今後、資産運用の中身を明確にしていくためにも、頭に浮かんだような「○○のため」というものを少し具体的にしていきましょう。

 

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投資は人生設計に沿って

人生設計と聞くと難しそうに感じるかもしれません。

 

ただ、基本的な項目から考えていくと案外簡単に取り組むことができます。そして、少しずつその項目を具体的にしていくことで、自分の「方向性」が見えてきます。

 

なぜ、このようなことをするかというと、自分の軸が固まっていないと何かの決断を迫られたときに「自分の方向性に沿った」正しい判断ができない、ということが起こり得るからです。

 

「自分の方向性」の探し方

具体的には、

  • 「今後何をしたいか」
  • 「何を大切に生きていくか」
  • 「自分にとっての幸せとは何か」

の3項目くらいから考えていくとよいと思います。

 

私は病気になったことをきっかけに人生を見つめ直しました。

 

入院治療や自宅療養などで会社を休職していたときに、落ち着いて考えることができる時間があったということも追い風でした。

 

日々の生活の中で忙しく過ごしていると、こういったことが後回しになりがちです。実際私もそうでした。

今回をいい機会にしてもらい、ぜひ一度立ち止まって考えてみてもらえればと思います。

 

そして、その価値観に基づいて「資産運用(投資)」を行っていくことが大事になってくるのです。

ライフプランニング

もう一つの人生設計で「ライフプランニング」というものがあります。

 

本来「人生設計」と「ライフプランニング」は両方とも同じ意味のはずなのですが、

一般的に「人生設計」というと「やりたいこと」の計画を指し、「ライフプランニング」というと「金銭面」の計画を指すことが多い気がします。

 

人生の各イベントにおける金銭面の考え方

例えば、自動車や住宅購入、子どもの進学、自分の退職など、今後の人生のイベントに対しての収支計画を考えていきます。

 

簡単に言うと、生きていくということにはそれぞれ費用がかかります。

まず、前述の「人生設計」に基づいて、生涯分の予測される費用を計算してみるのです。

 

そして、そこに世帯の予測される収入を重ねていきます。

「人生設計」によってかかる費用はずいぶん変わることがわかります。

 

  • 自動車はすべて新車がいい人もいれば中古車でいい人もいます。
  • 住宅を自己保有したい人もいれば賃貸でOKの人もいます。
  • 学校はすべて私立に入れたい人とすべて公立に入れたい人やその間の人がいます。
  • 仕事においてもずっと働き続けたい人と早期退職をしたい人がいます。

など、様々な「個人差」が生まれてきます。

 

つまり、「他のだれかの計画」では意味がないのです。

 

一度各種サイトで無料診断してみるとイメージがつかめるかもしれません。

参考サイト:日本FP(ファイナンシャルプランナー)協会 ライフプラン診断 ゆうちょ銀行 ライフプランシミュレーション

人生設計に合わせた資金の準備を

今まで見てきたような「人生設計」「ライフプランニング」に合わせて資金を準備していくことが大事になります。

 

大きく分けると二つに分けることができます。

①短期資金 ②長期資金 です。

 

①短期資金

日々の生活や、「投資を始める前提条件(家計健全化と生活防衛資金確保)」で書いた「生活防衛資金」です。これは、手元に置いて持っておくか、銀行の預金として持っておくかが一般的です。

②長期資金

①に当てはまらないものを「長期的に必要とされる資金」と考え、この部分を資産運用(投資)で用意していくのが作戦です。

 

目的に合わせて運用期間が決まってきます。

それぞれの目的別に必要な資金を考えていくのです。

 

まとめ

私は「とにかく投資ありき」という考え方ではありません。

 

それぞれの人の状況によって資産運用の仕方は変わってくると思うからです。

そして、投資よりも先に大事なことが「人生設計」だと思っています。

 

私は病気になったという外的要因でそれを考えるきっかけを得ました。

皆さんは、今回の記事という外的要因をきっかけにして「人生設計」について考えてみる、というのはいかがでしょうか。

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