あなたは現在サラリーマンですか。
あなたは現在よりも収入を増やしたいですか。
両方にあてはまる人にまずお伝えしたいことがあります。
それは「現在よりも収入を増やすことは可能である」ということです。
これは怪しい話でも勧誘でもありません。
ただ、収入を「増やし続けることができる」人になるためには、考え方の修正が少し必要かもしれません。
今回は「収入を増やすこと」「増やし続けること」についてお伝えしていきます。
結論:重要なのは、増やし「続ける」ことができるかどうか
現状、様々な情報があふれている通り、「収入を増やすこと」自体は可能であるということは皆さんご存じのことだと思います。
ただ、ここでのポイントは「増やせるかどうか」ではないのです。
増やし「続けることができる」のかどうか、が重要なのではないでしょうか。
まずは現状把握
まずは現状を把握するところからです。
サラリーマンが現在より収入を増やしたいと思ったときに、一番簡単な方法は次の三点だと思います。
- 昇進→給与増
- 残業手当増
- 業績アップ→賞与増
これらを見たときに「そうだ、これからも収入が増えそうだ」と思った人は、とてもいい会社にお勤めなのだと思います。
「サラリーマン」業をがんばって収入が上がっていくのならば、一番簡単で安全なのでそれでよいと思います。
ただ、それは全員にあてはまることではないのかもしれません。
昔は業績が上がっている会社が多かった(日本自体が右肩上がりの成長をしていた)ので、「サラリーマン業」をがんばっていれば収入が増えていくことが当たり前の時代だったといわれています。
しかし時代が変わり、「サラリーマン業」だけではなかなか収入が増えない時代になってきているのです。
私もそれを痛感しています。
次に現状を分析
次に、現状を整理・分析していきます。
私は正直なところ
- 昇進(仮にあったとしても給料は増えるのだろうか)
- 残業手当(はもともともらえない)
- 会社の業績アップ(今後期待していいのだろうか)
と感じていました。
冷静に整理・分析してみると、将来にたいして疑問や不安を感じていることがわかります。
決して不安を煽りたいのではありません。
なぜそうなっているのか、ということについて考えてほしいのです。
【現状を整理してみてわかったこと】
- 会社の業績がよくなれば、自分もよくなる(かもしれない)
- 会社の業績が悪くなれば、自分も悪くなる(確実に!)
改めてみてみると、会社の業績に振り回されているような印象を受けると思います。
なぜこうなるのかというと、収入における「会社への依存度」が100%だからです。
「人生という名の投資」
投資の世界では「卵は一つのかごに盛るな」という格言があります。
といった意味です。
「投資の考え方」で私たちの人生を考えたときに、同じようなことがいえないでしょうか。
- 投資先(収入源)がひとつしかなければ、そこ(会社)が落ちれば全てがダメになる
- 投資先(収入源)が複数に分けられていれば、そこ(会社)が落ちればそこ(給与所得)だけがダメになる
ここから導かれる結論は「収入源を増やしておくことで人生のリスクを下げていくことができる」ということです。
追い風も
今までは、本業(サラリーマン)をがんばること以外にはあまり選択肢がなかったのですが、現在は色々と選べるようになっています。
例えば
- 副業:アルバイトをしてみようかな
- 副業:クラウドソーシングサイトで個人事業主として活動してみようかな
- 副業:「せどり」をしてみようかな
- 副業:「フリマサイト」で不用品販売をしてみようかな
のように。
国の方針も「副業推奨」と打ち出されています。
その追い風にのって、どんどんチャレンジしていくのがよいと思われます。
ただ、副業禁止などの会社も依然としてありますので自分の会社の「就業規則」などは先に目を通しておくことを強くお勧めします。
まとめ:「増やし続ける」ために
「結局は副業の話なの」と思われた人もいるかもしれません。
半分はその通りです。
ただ、半分は違います。
なぜこのような回りくどい話をしているのかというと、現状分析ができていないままだと「がんばる方向性」を見誤る人がとても多いからです。
副業推奨という波に乗って副業に取り組む人は多くいるけれども、実際には「すぐに離脱してしまう」という話を聞いたことがありませんか。
その理由の多くは「努力した割に稼げない」というものです。
「稼ぐことができる金額」ももちろん大事ですし、気になる点だと思います。
しかし、もともとの出発点は「稼げる・稼げない」ではなく、「収入源を増やしておくこと」だったはずです。
「収入を増やすこと」自体は可能です。
ポイントは「それを続けられるかどうか」です。
そのための結論である「収入源を増やしてリスクを下げる」という目的・方向性だけは忘れないでほしいと思います。
詳しくはまた次の機会に。