【損に気づいていない?】「儲けの仕組み」に注目することで損を回避

行動基準学

人は「損をしたくない」という感情が強いといわれています。

ですので、「損をするかも」といわれると、つい身体が反応してしまうのもわかります。

 

ただ、実際の行動をみていくと、多くの人は「損をする行動をとっている」のです。

ほとんどの場合、それは「ものごとの仕組みがよくわかっていないこと」が原因になっています。

 

そういった「ものごとの仕組み・からくり」を読み解き、自分に有利な選択ができるようにするためには、リテラシーを高めていく必要があるのです。

 

今回は、実例を用いて、「リテラシーを高めると、仕組みがどう見えるか」を確認していきます。

 

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実例:刺身を買う

ここから、「リテラシーを高めるとどうなるか」を確認していきます。

 

まず、「刺身をたくさん食べたい」という前提で考えます。

刺身を買うというとき、その「仕組み・からくり」とはどういうことをいうのでしょうか。

 

魚屋さんにおける刺身の仕組みとは

まず、パックで売られている刺身は、お客さんの利便性も考えられていますが、「お店の論理」で最終的に出されたともいえるものです。

 

もちろん、どこでも同じとは言いませんが、刺身をパックで売っているのは「その方がお店が儲かる」からです。

お店が儲かるということは相対的に「あなたが損をしている」ということを表します。

 

利益率とは(からくり)

何かを売るときには、原価に利益(=儲け)をのせて価格を決めていきます。

パックの刺身は、大体50%の利益(儲け)をのせて販売されているといわれています。

 

そして、魚が売られている形態としては

  1. パックの刺身
  2. 柵(刺身ブロック)
  3. 一匹丸ごと

の3タイプがあります。

 

これらは「同じだけの割合の利益(儲け)けをのせて販売されている」のでしょうか。

 

答えは「No」です。

 

刺身の利益から考える

実際には、それぞれの販売形態の利益(儲け)は、すべて等しくのせられているのではありません。

 

大体、

  • 刺身パック  大体50%
  • 柵(ブロック) 大体30%
  • 丸ごと一匹  大体20%

の利益(儲け)がのせられているといわれています。

 

そして、手に入れることができる(入っている)量としては、「丸ごと一匹 >>> 柵 >>> パック」であることは明白です。

 

魚の種類にもよりますが、「丸ごと一匹」と「パックの刺身」では、量で4倍ほどの違いがあるのです。

 

それにもかかわらず、その値段は「丸ごと一匹」と「パックの刺身」の値段が同じく398円ということは普通に目にすることだったりします。

 

つまり、「たくさんの刺身を食べたい」という目的を達成するためには、「パックで買うこと(=お店から与えられたもの)」から変えなければならないということがわかるのです。

 

柵(刺身ブロック)で買う

パックで買わないのであれば「柵(刺身ブロック)」で買えばいいのです。

 

切るのがめんどくさい

こう思った人は「損をしている」ことにも気づかないまま、搾取され続ける側の人になってしまう危険性があります。

 

だいたい、柵(刺身ブロック)の状態から切り分けるのにはそんなに難しいテクニックは要りません。

多少の労力が必要になるだけです。

 

ここで大事なのが「多少の労力を惜しむことで損をしている」という事実なのです。

 

一匹丸ごと買う

ちなみに、「たくさんの刺身を食べたい」という目的を一番叶えるのは、魚を一匹丸ごと買うことです。

 

私は魚をさばくことができません

こういう人も、もちろんいると思います。

 

しかし、「丸ごと一匹」で買っても自分でさばかなくてよい方法があるのです。

ご存じの方も多いとは思いますが、申し出さえすれば魚屋さんがさばいてくれます。

 

ですが、「申し出る勇気がなくて」とか「忙しそうにしているから申し訳ない」とかいう理由で諦めるのです。

結果的に、ほとんどの人が「一匹丸ごと」や「柵(刺身ブロック)」で買わずに「パックで買っている」という事実。

 

ここまで見てきて、何かを感じませんか。

 

結論:「誰が儲けているのか」を考える

そうです。

「どうやって儲けているのか」と同等に「誰が儲かる仕組みなのか」を考えることはとても重要です。

 

例えば、「お店が儲かっている」のであれば、相対的に「お客が損をしている」ということになります。

「パックの刺身」が売れれば、お店は「少ない量(刺身)」なのに「高い金額」で売ることができるのです。

つまり、お店が儲かる仕組みだと理解できると思います。

 

お客が得られるメリットは「切らなくていい」という一点です。

まとめると、パックの刺身を買うということは、「切らなくていいこと」と引き換えに「少ない量」「高い値段」の刺身を買うという選択をしたということなのです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

冷静に考えると「損をするとわかっているのに選んでしまっている」という好例ではないでしょうか。

 

リテラシーを高める方法として、「誰が儲かる仕組みなのか」という視点は持っておいて損はありません。

 

今後は、「誰が儲けているのか」から考えて、自分の行動を決めていくのもいいと思いませんか。

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